ワールドコーポレーションで
働くって、どういうこと?
伊東 優 × 七嶋 龍治(採用担当)

少子高齢化、人材不足……どこの業界でも課題としてあがるこの2つの深刻な社会問題。その痛手を一番受けているのが、もしかしたら建設業界なのかもしれない。

そんな建設業界の中でも、毎年社員数が増え続け、積極的に若手を採用している会社、それがワールドコーポレーションだ。

「専門的な知識がなければ、自分が働くことなど難しそう」。そう思われがちなこの業界で未経験者でも採用し、育成できる仕組みが整っているワールドコーポレーションで働くとは、どういうことなのか。

年間12000人以上の採用候補者との面談をし続ける、採用のプロフェッショナルチーム「採用推進部」の七嶋次長、伊東係長に話を聞いてみた。

建設業界全体が「一から教えてあげる」という文化に変わってきた

七嶋次長(以下、七嶋):
ワールドコーポレーションは、建設の人材派遣事業を行う会社です。主に現場の施工管理を行う仕事ができる方の採用を行っています。

業界の経験者はもちろんのこと、特に未経験者を積極的に採用するようにしていますね。当社に面接に来てくださる方は、前職で営業、飲食、フリーター、また建設学科などではなく、文系の勉強をしていた方など、本当に様々です。

これまでの建設業界というと、「俺のやり方についてこれなければいいよ」という状況でしたので、若手が定着しないことがどうしても多かったんです。また、「こういう経験がある人が欲しい」、「こういう資格を持った人が欲しい」という特定の専門性の高いスキルを求められていましたが、現在では「仕事を知らなくても、一から教えてあげる。とにかくやる気がある子が欲しい」という需要に変わってきていますね。

伊東係長(以下、伊東):
これまでも、現場で1年生ができる仕事もあったのですが、人材不足もあって、5年目、10年目というベテランの方がその仕事をやってしまっている状況でした。そこで我々が「1年生でもできる仕事は、1年生に教えていきましょう」という流れを作り始めたんです。もちろん、現場で働く社員が働きやすいような環境づくりにも力を入れています。

七嶋:
伊東くんはもともと、家電量販店で仕事をして、施工管理の仕事をしたい、とうちに面接に来てくれたんだよね。今は採用推進部で働いているけれど、実際に建設業界に関わって、どう?イメージは変わった?

伊東:
そうですね。わたしもいろいろと業界のことを勉強をさせていただいて、身近に行われている工事現場などを見るときの見方が変わりました。これまではただ「すごいなぁ、大変そうだなぁ」というイメージが、「あの建物はどうやって造られているんだろう?どうやってあんなところまで資材を運んだんだろう?」と。

興味をもったことで、街を歩いて工事現場を見つけるのが、どんどん面白くなっていきました。

実は多い?女性社員の建設業界への進出

七嶋:
意外と思われるかもしれませんが、実は当社に興味を持ってくださる方の半分以上は、女性の方なんです。実際に建築業界全般としても、2割半程度は女性社員が進出し始めています。

伊東:
当社でいうと、担当営業や人材開発部 技術支援課という部署が、派遣された社員のフォロー業務を行うのですが、女性の担当者が多いので、困っていることがあるとすぐに相談できる環境になっているんです。

現場の声を聞いていると、男女問わず、業界の1年生が現場にいると、職場の環境が明るくなるし、活気づいていいね、という声を聞きますね。

七嶋:
我々としても、これからもっと女性も入りやすい業界にしていくために、派遣先の企業の方も制度などがしっかり整った会社に、優先的に配属するなどの工夫をしています。

社内外で身につく、コミュニケーション力

伊東:
ワールドコーポレーションは、本社の雰囲気は、とにかく明るく元気な職場、というイメージです。どこの部署も常に電話や、部署内の会話が盛んで騒がしいくらい(笑)。同期同士のつながりもあり、よく飲みに行ったりもしているようですよ。最近では若手の結婚式にみんなで出席させてもらったりもしました。

七嶋:
当社では入社をして研修を1か月ほどした後、さっそく派遣先の企業に行くので、本社の社員よりもそこの企業の方を身近な上司や先輩として感じることが多いんですよね。様々な企業にお世話になるため、この業界内での人脈はかなり広がります。

中には、派遣先の上司と師弟関係ができ、「次の現場も来てほしい」とオファーをもらうような人も出てきますね。

伊東:
働く環境でいうと、最近では「働き方改革」が私たちの業界でも少しずつ行われてきています。平均の残業時間も下がってきていますよね。

七嶋:
どこの会社もそうだとは思いますが、「上司がいるから帰りづらい」といった状況が少なくなって、逆に「早く帰れ」といわれることが多くなってますね。

あとは残業時間のチェックも、派遣先と、本社である我々の方で二重チェックをしているため、過重労働が起こりにくいということも対策のひとつです。

伊東:
なかなか私たちの動きだけでは難しいところはありますが、今後は現場自体を週休二日制にするなど、より働きやすい環境に進化させていく、先駆者のような会社になっていきたいです。

業界に必要とされる人材を育てるために、できること

七嶋:
建築業界にも、建築・土木・電気設備……など、様々な分野があります。大体の方がひとつの分野に特化していくのが普通なのですが、これからは、様々な工事がある中で、今よりも少ない人数で業界を動かしていかないといけません。

そのため、我々は分野問わず、オールラウンドに活躍していける人材を育成していく必要があると考えています。

大体1年程度でひとつの現場仕事が終わるのですが、そのタイミングでヒアリングを行い、今後どのようなスキルを身に着けたいかなどについて本人と話し合いますね。その上で、次の派遣先を考えてあげられるようにしています。

伊東:
わたしも、自分が面接した方ってやっぱり気になってしまって。半年もすれば顔つきが変わってくるんです。入社したての頃はなにもわからなかったはずなのに、本社のイベントなどで再会すると、同期同士で「現場あるある」なんかを話したりしているんですよ。「資格をとりました!」なんて子もいて。どんどん力をつけていって、すごいなぁとうれしくなりますね。

七嶋:
この業界で成長していくためには、「勉強」が不可欠です。勉強といっても、教科書を読んだり、机で書き物したり、そんなことではないですよ。現場に立って、物の名前を覚えること、あの作業工程はなんだろう、など。そういう勉強です。

毎日現場に立っていると、その分知らぬ間に頭の中に新しいことが入ってくるんですよ。継続していると、それが気が付かない間にぼんやりとわかってくるようになり、次第にそれがはっきり見えてきて、気づけば職人さんと対等に会話ができている自分がいる……。それが「成長」といえるのでしょうね。

安定して仕事があるのは、この会社だからこその強み

七嶋:
景気の浮き沈みによって、建設の需要が大きく変わるため、建設業界自体はあまり人を抱えない業界でもあるんです。

そんな中、我々が1,400人という、これだけ多くの社員を抱えられるのは、派遣事業であることがあげられます。A社からの仕事がなければ、B社からくる、という流れができているのです。非常に安定していますね。

私たちは、本当にこの業界の未来に危機感を感じています。そのためには、経験者の方の採用はもちろんのこと、未経験者や若手の方をしっかり育てて、数年先に「経験者」となれるように、精一杯サポートさせていただきますので安心してください。

伊東:
面接でも、建設業界を全く知らないような方に対して、この業界がどんな場所であるかを専門用語などは一切使わずに、イメージしやすいように丁寧に説明させていただきます。

最終的に、私たちの方からではなく、候補者の方の方から「この会社で働いてみたい」と思っていただかなければ意味がありませんから。

七嶋:
わたしもはじめは公務員から現場監督になった転職組なんですよ。1,2年目の辛い時期をどう乗り越えたのか、こんな職人さんがいるんだよ、とか。そういう、みなさんと同じ目線に立てるように一緒にお話できたらいいですね。

*

自分が造った介護施設に数年後訪れて、そこでおじいちゃん、おばあちゃんたちが談笑している姿をみたとき。

「ああ、この仕事をしていてよかった」

と感じた、と七嶋さんはいいます。

建設物とは、どれも人の生活になくてはならないもの。需要は決してなくならない。

それでも人材が減り続けるこの業界なかで、我々ができることは、働き手一人ひとりの、世の中での価値を上げていくこと。

そんな仕事に、あなたも関わってみませんか。