言葉のギャップをはねのけて。
いつか故郷に伝えたい、
日本の建築技術
T.Baatar
2016年入社/新卒/技術部 プロジェクトマネージャー職

「何も分からない」のスタートラインはみんな一緒

わたしはモンゴル出身で、日本の建築技術を学ぶために、大阪の専門学校に入学しました。人とのつながりもでき、大阪でもとても心地よく暮らしてはいたのですが、一度日本の中心である東京で働いてみたい、という気持ちを捨てられず、東京に本社を構え、大阪に支社もあるワールドコーポレーションを受けることにしたのです。

採用面接の段階から、出会う人たちとの相性がとてもよく、面接だということを忘れるくらいでした。温かく、面倒見の良さそうな人柄の方が多くて、「この会社だったら自分でも早くなじめるのではないか」と感じたことを覚えています。

一般的な日本語の受け答えはできるものの、建築業界の専門用語言葉についていけるか、といった不安はありましたが、「ほとんどの人が未経験者だから、スタートラインは同じだよ」と言っていただき、安心して入社することができました。

誇りと夢があるから、どんなことも乗り越えられる

わたしが担当しているのは、主に新築の建設現場の施工管理です。小規模な店舗から、マンションなどの大きなものまで。これまでに様々なものを担当してきました。何もないまっさらな土地から、建物が建ち、最終的に入居者の方にカギを渡すまでがわたしたちの仕事です。その過程にはどんなものがあり、どんな工程でできるのか、などを間近で見られる経験は他にはない、やりがいを感じます。

わたしは建築の仕事に夢と誇りをもって行っているので、雨の日や暑い日など、環境があまり良くない時でも、乗り越えることができます。自分がこれから変わりゆく街の一部を作っているんだ、という興味と自信がなければ、なかなか続けていくことは難しかったかもしれません。

仕事として、人として。目指したい確かな目標ができた

わたしの最終的な目標。それは日本の技術をしっかりと身に着け、いずれモンゴルへ帰り、その技術を伝えていくことです。この夢を叶えるためにも、まずは施工管理士の資格試験に合格をすることが必須だと考えています。

それから現場監督としてのレベルも上げていきたいです。一人、目標としている方が現場にいて。その方は職人さんとのコミュニケーションの取り方や現場の雰囲気作りがとても素晴らしい方で、「もうあの人のいる現場にしか行きたくない」という職人さんもいるほど。相手にはっきりと意見を伝え、それがきちんと伝わり、計画通りに物を作り上げることができる方なんです。とてもシンプルなようで、一番難しいことなのだと隣で見ていて痛感します。そういった場の雰囲気作りは、きっとモンゴルの現場でも役立つはずです。1日も早く、技術だけでなく、そうしたコミュニケーションの面でも1人前になれるよう、日々勉強をしていきたいと思っています。

いま、建築業界は人手が足りていません。言葉の壁はもちろんありますが、わたしと同じ外国人でも、きっとやりがいをもってチャレンジできる仕事だと思います。